朝ホテルを出
梅田の阪急京都線で
一路大宮駅。
大宮駅から壬生を
徒歩で目指しました。
此処でも迷って道をたずねると
親切に教えて戴きました。
迷っても旅の醍醐味。
綾小路通りを
教えて貰った石垣を目当てに左折。
思ったよりも小さな路地に
新撰組の世界感がぶわあっと
広がっている感じ。
最初に目に入ったのが
「 前川邸 」
あの山南さんが切腹したお屋敷です。
月曜日なので玄関はぴっちり閉まっており
玄関前に前川邸見取り図が無人販売されて
おりました。
二部ほど購入。
後で見取り図を見ると
山南さんのあのお部屋は
お屋敷の後ろの方に。
其の辺り
見逃して参りました(泣)
その場で開いて見ろ!
と、云うことデス。うう。
次はいよいよ
「 八木邸 」です!
受け付けで後で戴ける
お抹茶と屯所餅代を払って
丁度解説が始まりましたよ。
と教えて貰い
屯所の中へ。
屯所の中は撮影禁止。
気になる方は
八木邸で検索してみて下さい。
玄関を入って直ぐに
大きな座敷に。
その奥の間に
近藤さんの木彫りの像が。
椅子が何個か置いてあり
其処へどうぞと薦められ座りました。
後で流暢な語り口の解説が始まるのですが
............... なななんと (滝汗)
私達が座った其の場所は(汗)
芹沢さんとお梅さんが寝ていた
其の場所でしたっっっっ !!!!!!!!!
いいんですかいっ!
芹沢一派暗殺の
その現場そのものにて
何処其処に
誰が寝ていて
外からこう
入って来てと
その現場
其の物を指し示して
解説がなされ
昨日の晩
其のことが
あったかの様に
生々しく感じながら
何故
芹沢さんが殺されなければ
いけなかったのか
「此の中に芹沢さんに関わる方は
居られませんか?」
と前置きし
(きっと誰某の子孫
という方がよく
来られたりするのでしょう。)
講釈士のように
流れる如く
一つ一つ
芹沢さんの悪行をあげていかれ
面白いほど解説が
頭に入って来ます。
解説の方は
白い扇子を持って話しておられ
芹沢さんの黒い鉄扇と重なり
芹沢さんが重い扇を豪快に振るう仕草を
自然に想像 !
「 試しに一キロのダンベルを
ずっと持って
振って御覧なさい。 」
その日まで
新撰組にあまり詳しくなかった姉が
すっかり芹沢さんを頭に覚えこみ
山形に帰ってうちの者に
これこれこうだったと
詳しく説明出来るほどに
衝撃を受けた模様です。
すっかり
通 です。 A^ ^;
隣りの部屋に寝ていた
八木家の為三郎坊ちゃんの
文机と
斬りかかって出来た刀傷。
巧い解説のお話を
お聞きしながら
見て来ました。
刀傷は触っちゃいけません。
もっと、鋭角だった筈な傷です。
(でも夜には....汗
三条大橋の池田屋事件の
刀傷は つい 触っちゃいましたが;;;;
スミマセン )
もっと沢山色々
解説の方に面白い新撰組の
お話をお聞きしたかったけれど
後ろ髪引かれながら
お抹茶を戴きに外へ。
でも此処で
もっと聞きたいです。
と、申し出ると
何か特別なお話が
飛び出てきそうな感じでした。
此れから八木邸へ行かれる方は
是非、もっと!と
試してみて下さい。
それで出てきたお話を
自分にもお聞かせ下さったら
嬉しいです。
お抹茶を出して下さるお菓子屋さんは
八木家の母屋ではなく離れだった場所で
近藤さんや土方さん、沖田さん等が
寝起きしていた場所になるそうです。
母屋は武士出の芹沢さん達が
離れは百姓出の近藤さん達が
という事だそうです。
写真の方がとっても面白い
解説をして下さった方です。
清河さんの国から来ましたと
少しお話をさせて頂きました。
嗚呼!と額に手を上げられ
「母親思いの清河さんね。」と。
多分藤沢さんの
回天の門をお読みになった??
と思いましたら
本当に藤沢周平さんがお好きらしく
鶴岡に行こうと思っていた処でした。と。
海坂藩のお話が
お好きみたいです。
鶴岡でこの方の様に
素敵な解説をして下さる方に
出会えますように。
どうか
良き旅になられますように。
お祈り致しております!
八木邸を出て
壬生寺方面に行きますと
そこには
「 新徳禅寺 」!
清河さんが浪士達を集めて
実は徳川様をお守りする為に京に
来たのではないと暴露した
運命の分かれ道の場所。
前川邸
八木邸
新徳禅寺
壬生寺
こんなに近くに
ぎゅうっっと詰まって
建っているのには
驚きました。
実際に行って見ないと
解らない事ってありますね。
そしてその
ほぼ向かい側に
壬生寺です。
沖田さんが近所の子供と遊んだり
隊士が鍛錬をした場所です。
この近藤さんの銅像を左にちょっと行くと
隊士達のお墓があります。
あの
会計方の河合さんのお墓も。
遺髪塔もあったらしいのですが
この時は見つけられませんでした。
きっと きっと
又 何時か !!!!!!!!!
そうして壬生寺のご本尊様に
此処に来られて幸せですと
手を合わせ
もと来た道を綾小路通りへ。
壬生寺の売店の方も
親切な方でした。
お土産の袋を
纏めたらと
大きな袋を下さいました。
感謝 !
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島原へ続く。
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